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☆ 二つ重ねの和箪笥・再生
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2011/02/15 |
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桐和箪笥の再生のご依頼です。 塗装をはがし、木の凹みを浮かせていきます。その後破損部分の修理をし、鉋をかけて表面を平らにし、塗装したら完成(左の写真)です。 |
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お預りした時の状態。 -全体- |
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正面と側面の写真です。 経年とともに、色あせや手のシミ等々知らず知らずんのうちにに全体の雰囲気が変わっていきます。 |
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お預りした時の状態。 -引出し- |
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下の段の引出しの写真です。 |
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塗装中。 |
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二度目の砥の粉をぬっている処です。 桐箪笥は"砥の粉"と言ういしの粉を矢車の実を煮詰めた汁で溶き塗ったあと、一日乾燥させて宇造りを掛けます。一度目は粗いもので、二度目は細かいもので仕上げ、最後に蝋を塗って艶を出し完成です。 |
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金物。 |
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左は扉の取手、右上は鍵穴の飾り、右下は引き出しの引き手です。 扉の取手は古くなっていた為交換しましたが、ほかのものは錆びを落とし塗り直して使用しています。似た様な金物の入手が、なかなか難しいところです。 |
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