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☆ 茶箪笥・再生/塗替え
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2011/08/10 |
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経年の為、色あせ、傷、へこみ、割れ等々を再生します。割れは同じ樹種の木を使い埋め木をします。へこみは水分と温度でなるべく浮き上らせ、のり切れや組み手の緩みは、ばらして組み直しをします。サンドペーパで全体の古い塗装や汚れを剥がし、取りきれないシミが目だたない程度の色に着色をします。それから下塗り上塗りと塗膜をつけながら塗り重ねて仕上げていきます。
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いつもの事ですが、無垢材なのでこのように再生が出来るんです。無垢材の家具は大事にしてほしいですね・・・・ 今迄使っていた以上の年数より永くこれから使えるよう、常に心掛けて取り組んでいます。 |
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お預かり時 |
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経年の為色あせがひどく、金物がなかなか揃っていないのが多いです。 |
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扉をばらして、はぎをしている作業 |
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扉はどうしても薄い板で作られている為割れたり欠けたりする事が多く、同じ樹種の木で、補足をしはぎ直しをします。 |
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塗料を剝がした時 |
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上記の作業工程を全部終了して、表面の汚れを取るのと、凸凹を平らにする為、サンドペーパをしっかりかけます。次は塗りの工程にいきます。 |
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ひび割れの再生 |
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天板が大きく割れていた部分です。 この部分は目立つ所ですので、特にしっかり修復します。 |
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