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☆ ご神具の製作
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2012/02/07 |
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既存のものと変わりなく(外見)製作致しました。六角形の大、中、小の横の輪を木取り、縦の柱を角度に合わせて製作し、それぞれを組んで仕上げました。 |
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永い間使用されていたらしく、あちらこちらテープで止めてありました。 私共では、釘で止めているのでは無く、組み手で仕上げておりますので、多少の事ではばらばらにはならないとおもいますよ。 |
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六角形 |
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材料はイチイ厚さ三ミリ位の材料を交互に必要な厚みになるまで重ねていきます。(丈夫にする為に積層にしました)この画像は、一番大きい輪の部品になります。同じように中の大きさ、と小の大きさの部品を製作しました。 |
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曲った木 |
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わざわざ曲った丸太を使い、板を木取り雪洞の縦の柱の部品を製作しました。(木が曲っているので、角度に切り出しても木目が途中で切れていないので大変丈夫になります) |
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縦の柱 |
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のようにして六本の縦の柱を木取ります。それから組むための加工をしていきます。(ここでしっかり緻密な計算をして原寸図面を起こしていなければ形にはなりません。) |
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組み手 |
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ご覧のように角度の付いている組み手は、結構きちんと計算しないと形にならなくなります。 お互いに半分の寸法ずつカットして組んでいきます。このような製作方法を指物細工といいます。
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