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☆ 丸天椅子 NO.2
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2012/09/19 |
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とてもシンプルなデザインで、可愛らしい肘が付いている、丸天の椅子ですが、左側の肘がなくなっていて、座面も永年の使用により、クッションも張布もそのままでは使えない状態でした。写真1のように全部ばらばらにして、ない部品は同じ樹種で作ります。当時は今のようなウレタンが無いので、この場合は稲藁と、綿のわたでクッションが作られていました。今は殆どウレタンに変わっています。座の下にある輪の部材が脚の開止めとなり非常に大切な部分に成っております。張布が決まり、それに合わせるように、本体の色を作り、着色塗装をしました。
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ばらばらに |
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大変にシンプルで、こんなに少ない部品で30年も40年もいやもっとかも知れない間、しかも作業に使われいたとゆう。理に適った仕様とは、こうゆう事なのでしょうね。 素晴らしいの一言です。 |
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木柄完成 |
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取れていた左側の肘を新たに作り、汚れ、古い塗装をはがし、木柄を組み直しました。 |
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品のいいシルエット |
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座の部分はウレタンでクッションの硬さを決め、作った色を木柄に着色します。その時には、座の部分に色がつかないように、しっかり養生をして、塗装を施しました。 |
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ビヨ仕上げ |
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最後に座の淵を飾りビヨで仕上げました。 |
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