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☆ 茶箪笥・再生/塗替えA
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2012/10/29 |
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経年のため、色あせ、傷、割れ、等々それぞれの方法で再生をします。 側、天板、裏板等大きく割れている場合は、同じ樹種で接ぎ直しをします。中に小引戸がありますが、何かの絵柄のようでしたがすっかり痛んで居りましたので、しっろぽい和紙に取替えました。(画像4参照)こちらの場合は金物が揃っていましたので、全部磨くと元の真鍮の綺麗なものになりました(画像1参照)全体の色もシミが目立たない色を作り、塗装しました。 |
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昭和30年代には、どこのご家庭にでも見られた茶箪笥、お部屋に置いてもさほど邪魔にならない大きさですよね。ここに来て、この茶箪笥が見直されているようです。さほど大きさはありませんがやっぱり無垢材なんですよ、再生ができるのは! |
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金物 |
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この時代の、この茶箪笥にあった金物、大変貴重品なんです。光も、艶もなくなっていましたが、磨きをかけますと光る、ヒカル、やっぱり本物ですね〜。こちらは真鍮とゆう素材でしたので金色にぴっかぴっかに光りました。☆素晴しい☆ |
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塗装を剝がした後 |
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私共で再生する場合は、無垢材ですと殆どの場合上の画像のように全部(汚れ、塗装)を剝がします。それでも木に染み込んでしまったものは取りきれません。のでそれが目立たない程度の色に仕上げます。 |
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残念 |
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作られた当時の絵もしくは、素材を出来るだけ再生をしたかったのですが、傷みがひどく残念ながら断念し、和紙を使い再生いたしました。 |
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