座 |
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これは箱バネと云って、バネとバネを細いコイルでつないであるタイプのものです。 バネが倒れにくく、そして折れにくくする為の方法です。コイルでつながっていないものは、バネ糸でつなぎをとります。 |
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土手まき中 |
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座の部分の角に、麻布に稲藁を巻きつけ、太さ、高さに凸凹がないように丸めながら付けていくことを土手まきと云います。これは椅子の型崩れを防ぐ事と形のラインをきちんと決める為です。昔は殆どがこの方法で仕上げたそうです。今では技術者がいなくなった事、資材が入手困難になってしまった事、使いやすい他の資材が開発された事によりましてこのような作りは殆ど見られなくなってしまいました。クッションはへたりにくく、大変丈夫で良い具合の硬さが長く楽しめます。
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